メギド カイル。 ステージ67ボス「カイル」攻略

コメント/ステージ67ボス「カイル」攻略

メギド カイル

サブナック:サタニックリブラ• バエル:ガオケレナ• 【L】アアレプト:イービルアイ• フォラス:水獣Lv9• カスピエル:キャスLv9 です。 一番ましなパターンを引くまでリトライし続けるしかありません。 防御面は自動でかばってくれるサタニックリブラ必須かと思います。 上記編成だと一度もかばわれなかった場合まず勝てません。 バエルを全体化して奥義を2発。 1発目で取り巻きをワンパン、ボスは次の奥義で仕留めます。 滞水はしている余裕がとてもありませんでした。 アタック強化なし奥義だと取り巻きすら落とせないので本当にギリギリです。 敵のステを調べて計算すればわかりますが、オーブの特攻ありでようやく確定ワンパン圏内です。 肝心なところで劣化だらけだったら泣いていい。 ボスの全体化は取り巻きにかかることもありますが、イービルアイで先手無効化することで全体化対象をボスだけにとどめて、カスピエルのスキルで先駆けて取り巻きに束縛しておくと少しだけ安全です(取り巻きに束縛耐性あり)もし束縛に失敗して取り巻きに全体化がかかったうえで何か飛んできたら諦めましょう(笑) 因みに、H含めて3回挑んだところ敵から一切タゲられず旧AIのままだったのですが初回Nに挑んだときは毎ターンタゲられていたので何かバグっていると観るのが妥当でしょう。 しかしこの状況でもクリアできてしまったため一応は残しておきます。 新AIだとしたらしっかりとを多めに積んだキャラを狙ってくるはずですが、それでも今とほぼ同じ編成に頼ることになるでしょう。 その場合、リーダーをサブナックに変えて後列にゲージが貯まるまでサブナックで強引に耐え続けてもらうことになりますが、その場合はリタイア回数が酷いことになりそうです。 しかし他の戦法でも激しいに変わりはないのでそこは割り切るしかないです。 次回 notwo.

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ステージ67ボス「カイル」攻略

メギド カイル

現状メギドくんもうこれしかすることない vsウゴロモチ ハルファス(アナーケン) ガープ(ベインチェイサー) Lモラクス(チビックス) グシオン(プラブナ) Bサキュバス(ソウルシーカー) スキルはサキュバスとガープに優先して取らせる。 2ターン目からチビックスを定期的に使う。 劣化フォトンはベインチェイサーに回したり、そのとき使えるオーブに回す。 残りのスキルはハルファスに、アタックとチャージはモラクスに。 グシオンのところは誰でも良い。 vsクロッキュ Bサキュバス(レッドウィング) カスピエル(キャスパリーグ) Lビフロンス(炎龍人) ラウム(ガオケレナ) バティン(リリィキャット) 許さんこのアライグマ… 1ターン目はカスピエルにスキルは必ず渡す、余った分はビフロンスに渡す。 サキュバスは2ターン目冒頭のチェインで回復からの予防を狙ってチャージを渡す(ここは運) 2ターン目はうまくいけば束縛回復予防、ここからのスキルはビフロンスに渡して、余ればカスピエルに。 余ったフォトンで回復かガオケレナ。 3ターン目はレッドウィングでビフロンスにバフ、あとはスキルをビフロンスに渡し続ける。 勝ったな。 vs??? 思い出せない vsベルフェゴール ガープ(ベインチェイサー) フォラス(カミハカリ) Lベリアル(ルゥルゥ) マルバス(ウィンドピーク) アムドゥスキアス(ケイブキーパー) 前半はとにかく耐久、攻撃手段は主にベインチェイサーと反動ダメージ。 後半はベリアルの点穴で攻撃。 フォラス(カミハカリ)があると前半の奥義は完封出来るのでいるとありがたいな〜と思う。 この章は結構一心ベリアルが強い。 vsウィチセ ロノウェ(リブラ) リヴァイアサン(ファオロース) Lヒュトギン(アビスハンター) Bウェパル(オロチ) Bサキュバス( ヒュトギンのアビスハンターが一番大事。 ヒュトギンは常に覚醒状態にする。 サキュバスのスキルで後列を状態異常無効にしておく。 あとはウィチセをターゲティングしてボムをつけては練ってまたつけて練って…を繰り返し、途中でヒュトギンの奥義を挟んで、いい感じになったら速ボムを撒く。 耐久になるが、凍結さえ対処出来ていればそこまでつらい耐久ではない。 vs大王吾妻 リヴァイアサン(ファオロース) バールゼフォン(ヤクトフレッサー) LBアガリアレプト(キャスパリーグ) クロケル(カミハカリ) ロノウェ(リブラ) 1ターン目はクロケルスキル、バールゼフォンにターゲティングでチャージから即奥義にチェイン。 地形の上書きが何より大事なので、チャージは全てバールゼフォンに渡す勢い。 攻撃手段はアガリアレプトのスキルとか勝手に覚醒ゲージの貯まるクロケルの奥義で。 ロノウェは他の盾メギドで可能。 アガリアレプトが脆いので出来ればいた方がいい。 ヤクトフレッサーは保険だったが使ってない。 これなんでマルバスいないんだ? vsカイル フォラス(水獣ソーサラー) ヒュトギン(レッドウィング) Lアスモデウス(ガオケレナ) グシオン(レッドウィング) サルガタナス(キャスパリーグ) とにかくアスモデウスワンパン狙いなので、他のワンパンとやることは同じ。 1ターン目はフォラスのゲージ最大、余ったチャージ・アタックでアスモデウスのゲージを増やす。 スキルはとりあえず誰かに渡しておく(サルガタナスで強化解除がいいかもしれない) 2ターン目はフォラスにスキル2つ、アスモデウスのゲージ最大。 余ったフォトンでレッドウィング使用。 3ターン目にアスモデウス奥義。 場合によっては2ターン目で可能。 フォラスがかばっていなくなるのが一番困るので、フォラスはアスモデウス両隣のMEは踏ませない。 vsリヴァイアサン ガープ(ベインチェイサー) グシオン(災厄の魔櫃) Lアスモデウス(アテルラナ) クロケル(鉄鼠) フォラス(ヤクトフレッサー) サンキュー先達フォーエバー先達、これはフォトンドリブンから何から決まった攻略法があるので、それに則ることが出来れば一番楽、問題はそれがすごく運なこと。 1ターン目:フォラス覚醒状態へ持っていく。 ガープにかばう発動。 余ったアタックはクロケルへ。 2ターン目:フォラススキル2つアスモデウスへ。 クロケルの鉄鼠をアスモデウスに使用。 アスモデウスは覚醒状態へ。 スキルが余ればガープにつける。 3ターン目:アスモデウスは奥義とアテルラナ使用。 フォラスはヤクトフレッサーで全体突風付与。 グシオンは適当なフォトンを使ったあと、災厄の魔櫃をアスモデウスに。 これによってアスモデウスはこのターン2度の奥義使用可能。 このドリブンがどこかで守れなかったらもうリカバリ出来ないので、この通りに動けなかったら即リタイア。 ガープのベインチェイサーは保険でもっていったが使わなかったので、列回復オーブがいいかもしれない。 というのもヤドカリの覚醒スキルの列雷攻撃で頻繁に後列が壊滅するから。 正直フォトンドリブンよりこっちのが運要素高かった。 vsホルン フォラス(水獣ソーサラー) ザガン(リブラ) Lアスモデウス(死霊葬送人) アンドレアルフス(インサニティ) クロケル(フラカン) ここもアスモデウスワンパン狙いなので、やることは基本的に一緒だが、劣化フォトンがある分注意が必要。 1ターン目はフォラスのゲージ最大、余ったチャージ・アタックでアスモデウスのゲージを増やす。 スキルはアンドレアルフスに渡してフォトンを割っておく。 2ターン目はフォラスにスキル2つ、アスモデウスのゲージ最大。 3ターン目にアスモデウス奥義。 場合によっては2ターン目で可能。 フラカン持ってたけど使うタイミング完全に見失ったのでレッドウィングのがいいです。 vs死霊葬送人 サブナック(リブラ) マルバス(ケイブキーパー) LBウァプラ(ロクサーン) アムドゥスキアス(ケイブキーパー) アンドロマリウス(ミミック) とにかくスキルをウァプラに渡して相手に取らせないようにしたいがそんなことは出来ない。 ウァプラにスキル2つ積んで、ドロマリにもスキルでスキル強化、あとのターンはウァプラがスキルを積みまくる。 仮に運良くスキルが余ればアムドゥに積んでサブナックなりウァプラなりを守る。 ケイブキーパー使えるようになったらそれも使う。 兎にも角にもサブナックが庇ってくれることと、スキルをいっぱいとれますようにと祈るしかない。 vsイカロエン マルバス(シルバートーム) アムドゥスキアス(シルバートーム) Lベリアル(ルゥルゥ) クロケル(メイジマーマン) Bサキュバス(メイジマーマン) ベリアルの点穴が貯まるまでとにかくなんとか耐久をするしかない。 サキュバスはスキルで後列の状態異常予防をする。 反撃が痛いのでアタックはなるべく取らないようにする。 シルバートームを交互に使って、煉獄の炎は適宜治す。 敵の奥義が来るターンにマルバス・サキュバスの覚醒ゲージが最大だと嬉しい。 あとこの時点で煉獄の炎状態だと死ぬ。 ベリアルはルゥルゥを使って固定砲台状態になっておく。 ベリアルはなんとか一回は煉獄の炎特攻を受けても生き残れる。 あとは点穴が貯まるまで待って、一気呵成に打ち込む。 vsアッキピテル ロノウェ(リブラ) フォラス(カミハカリ) Lベリアル(ルゥルゥ) リヴァイアサン(ファオロース) マルバス(モグラマグラ) お供がアタック軽減のやつとスキル軽減のやつがいてわかりづらいので、関係のない点穴で倒す。 相手がお供捕食でシフトするので、食われたくないお供から倒す。 順番とすれば、このPTなら状態異常>侵食>怒涛>炎の順番 HPの多いやつを食べるので、食べられないでほしいやつにターゲティングをして適宜それを変更しながら攻撃しておく。 攻略しているときは一切そんなこと考えつかなかったので別にいいですしなくて。 基本的にはロノウェのかばうを切らさないのと、リヴァイアサンの覚醒ゲージを高めにしておくこと、出来れば常に海魔の加護状態だといい。 点穴はマックスまで貯める必要はなく、ある程度溜まったらルゥルゥで固定砲台になり、食われたくないお供を倒す。 倒せたらまた貯まるまで放っておく…の繰り返し。 最後の飢餓状態になると攻撃が苛烈になるので、マルバスの回復とフォラスのカミハカリを使っていく。 ロノウェなんだから無敵になっときゃよかった。 あとは固定砲台を打つのと、相手の自傷ダメージでの自滅を待つ。 全体的にやはりアスモデウスワンパンとベリアル点穴が目立った。 この二人は猛火と一心の系譜を発動させてある。 これがなかったら危なかったと思うので、もしかしたら作っておいた方がいいかもしれない。 ちなみに作るのは面倒極まる。 猛撃の発動をおすすめされることが多かったので今後検討。 ここまで来てもチェインを使うところがないので、次のメインストで最適解として出てくるかもしれない。 ボムはリヴァイアサンの加入により使いやすいレベルまで来た。 チェイン…?わからねぇ… 攻略にあたりいろんなアドバイスをいろんな方からいただきました。 それがなければ出来なかった…ありがとうございました!.

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メギド7章VH金冠への道|お魚さん太郎|note

メギド カイル

「よっ」 目を覚ますと、なぜかそばに『彼』がいた。 「…『来世でまた会おうぜ、仏頂面の処刑人さんよ!』と、ほざいていたのはどこの誰なんですか…」 「あれっ、もしかして、そこまで驚いてない!?」 「十二分に驚いているからこそ、カイル。 あなたの最期の言葉を思い出したんでしょうに」 「ははは!まぁ確かに、来世じゃなくて今会えたんだからな。 それもそうか!」 あまりにも、能天気が過ぎる。 生前の彼と変わらない調子に、ほんの一瞬目頭が熱くなった。 たった数日。 いいや、ひょっとしたらもっとあったかもしれない。 留置所での困った減らず口に、ふざけきった姿勢がとても印象的だった罪人だ。 そして、最期に最高の友人として認めた罪人が、自らがこの手で処刑した罪人が、今何故か目の前に立っている。 『安らかなれば大地に還り豊穣の恵みを、思い残すならば死者の国へと去れ』。 ヴィータの葬送の言葉だ。 死したヴィータの魂はフォトンへと変わり、世界の循環サイクルの1つに組み込まれる。 そして風や水、炎や大地へとそのフォトンは巡っていく。 しかし珍しい例ではあるが、このサイクルの流れに組み込まれない魂も存在する。 フォトンで作られた『実体を持った残像』となり、フォトンの流れに乗らないままこの世を彷徨うのだ。 分かりやすく言うと、メギド体のようになる。 大抵は、あまりにこの世に未練を残したりした者が該当するのだが、しかし。 己の記憶の中では、彼はこう言っていたはずだ。 「俺はこの世に未練がないんだ」と。 「…どうしてここにいるのです。 あなたは今、簡単に言うと幽霊になっているのですよ?」 「それがよ、俺にもさっぱりなんだ。 あんたに処刑された、それは俺もはっきりとわかってる。 なのに、気が付いたら目の前であの仏頂面がまぁスヤスヤと!気持ちよさそうによく眠っちゃってるもんだ!いやあ、いいもん見せてもらったぜ!」 「今すぐに忘れなさいっ!!」 自分の無防備な姿を晒していた事に羞恥が湧きあがり、気が付けば彼の頭をぶん殴っていた。 一つ、彼は自由に歩き、そして浮く事が出来る。 二つ、彼は私のそばから離れる事が出来ない。 三つ、彼は私以外の全てのヴィータやメギドから、認識される事はない。 「うっひょー…。 こんなでかい所に出入りできるなんて、まぁ」 感嘆の声をあげ、頭の後ろで腕を組みながら浮き続ける彼に、溜息が尽きることはない。 しかしながら、当然といえば当然だ。 アジトは元々『星間の禁域』という、次元と次元の狭間の出入り口に作られた砦だ。 そこに飛来する、大幻獣討伐のための軍事拠点。 元は王都の騎士団が使っていたとあって、部屋の数は多い。 そして今は様々なメギドたちが嗜好品を持ち込んでいるため、ひょっとしたら世間一般の貴族よりも恵まれた住環境になっているかもしれない場所でもある。 さぞ盗賊の血が騒ぐだろうと思えば、彼は感嘆の言葉が収まらない様子だった。 「なぁ、こんなところがあるなら最初っから教えてくれよ兄ちゃん…。 処刑人は案外高給取りとは聞いてたけどよ、こんな貴族も真っ青な所に入れるなんて聞いてねぇぞ!?」 「お黙りなさい。 …私が少し、他のヴィータと違うだけです」 「他のヴィータ?」 「それは…」 口をつぐむ。 自らが追放メギドである事実、そしてこのアジトが、同じ追放メギド、似て非なる亡命メギドが集まる場所なのだと言ったら。 彼は信じるどころか、眉唾物だと笑い飛ばすだろう。 嘘だ嘘、と言いながら。 そうに決まっている。 「分かった。 ひょっとしてアレか?『メギド』って奴だろ、兄ちゃん」 だからこそ、放たれたその言葉には度肝を抜かれた。 「なっ…ぜ、何故あなたがそれを知って!?」 「俺の情報収集力が凄いってのは、留置所にいた頃から知ってるだろ?そんな感じだ。 捕まる前に聞いた事があるんだよ。 『自分はヴィータではなく、メギドなんだ』って言う奴らが、最近何故か増えてきたって話がよ」 彼の情報網は本当にどうなっているんだ。 彼が率いていた赤狼の盗賊団は、1000人を超える大盗賊団だったらしいが、それにしたって集められる情報には限度がある。 まさかこんな情報まで知っていたとは。 だが、それを理解しているのならば、話は早い。 「…あなたの言う通り、私は『メギド』です、そしてここは、私と同じ様なメギドが集まる場所。 ここにいる者は、1人を除いて全員が『メギド』なので、忘れない様に」 「うっわ、本当だったのか…。 いやあ、処刑人とかいう職業についてるクセしてよくやるぜ。 つか、待てよ!あんた今全員って言ったか!?マジで!?俺、悪魔のねぐらに来ちまったってわけか!?ヤバイぜこれは、食指が動きまくりだ…!」 「もういい加減に黙ってくれませんか…」 もう何回溜息をついたかわからない。 溜息をつくと幸せが逃げるというが、それが本当ならばもうとっくに逃げ切っているはずだ。 分かった分かった、これでひとまず終わりにすっから!と笑う彼に、また一つ溜息をついた。 「あんた今、『1人を除いて』メギドだって言ったよな。 その1人ってのは、なんなんだ?」 「ああ、その事ですか。 それは…」 「フェニックス!」 声のした方に振り向けば、こちらに駆け寄ってくる少年がいる。 刺青を見せつける様な半裸に、袖なしのコート。 黒い7部丈のズボンから見える足首にも、同じような刺青が刻み込まれている。 そして何よりも、指にはまった5つの指輪。 なんだあいつ、と言う声を黙殺して、少年に向き合った。 「ソロモン、何かあったのですか?」 「いやあ、何かあったというか…ははは…」 そっと目をそらされる。 何か後ろめたいことでもしたのかと顔をしかめたが、ソロモンは意を決した様にこちらを見据え、そして。 「頼む!片付け、手伝ってくれ!」 パン、と大きな音を立てて、顔の真正面で両手を合わせた。 「…つまり、インプのいたずらがまた炸裂した、と」 「今回も大変だったよ…。 カスピエルのワインをワインビネガーに変えたり、ストラスがドアを開けたと思ったら水入りのバケツが命中するし、終いにはフォカロルの工具をめちゃくちゃに散らかすし…」 「ああ…」 ぐちゃぐちゃになった部屋が、容易に想像できる。 いたずらが大好きなメギドだから、仕方ないといえば仕方ないのであろう。 そもそもの話、そのいたずらも子供が考えつくレベルの可愛いものだが。 それでも、それがこうして同時に積み重なれば、大惨事。 彼女に言わせれば「プチマゲドン」になるのだ。 「あなたは!本当に!悪い子!ねっ!」 「ひょえええええええ!!」 「全くもって同感だ、そのまま辱めを続けろ、シトリー!いいな、お前が罪を理解するまで、説教と辱めは終わらせんからな!」 「嫌だ嫌だー!謝るもんかー!」 「ならば謝るまで続けるまでや。 そしてそんなインプの眼前に仁王立ちするフォカロルとカスピエルがいた。 「うーわ、痛そー…。 でもあんなガキにここまでするか?」 「いつもの事です。 因果応報なので」 「はは、当然だな」 カラカラと笑う彼をよそに、立てかけられたモップを手に取る。 改めてぐるりと部屋を見渡せば、箒で瓶の破片を集めるウァラク。 その近くで顔をしかめながらワインビネガーを拭き取るナベリウス。 ぶちまけられた工具を一つ一つ箱に戻していくビフロンス。 そしてバケツを片手に立つラウムがいた。 見兼ねたソロモンが慌てて三人を止めに行くのを見送った後、ラウムのもとへと向かう。 彼もいつもの獲物ではなくモップを持ち、ぶちまけられた水を拭いていた。 「フェニックスか!手伝いに来てくれてありがとうだコラァ!」 「いえ、いいんです。 それにしたって、こんな水の量…」 「まずドアを開けて一発、少し歩いたところにもう一発、間髪いれずに三発やられたらしいぞコラ!誰が引っかかるかも分からねえのに、それをいくらメギドであれ女にするかコラァ!?」 「全くの同意見ですよ…」 同時に、深いため息を吐く。 これが一度や二度ではないと言うことが、頭痛を引き起こす。 とりあえず全部拭くぞコラ、というラウムに頷き、ぴしゃんとモップを水につけた。 「それにしたってまぁ、色んな奴がいるもんだなあ」 「…あなた方ヴィータと同じですよ。 メギドと言うものは、文字通り千差万別なのですから」 へーぇと気が抜けた声を出す彼を、再び黙殺する。 「そういやフェニックス、プルソンが探してたぞコラ」 「プルソンが?またどうして」 「組手に付き合ってくれとか言ってたぞコラ」 「ははは!それならば、付き合ってやらないといけませんね。 ラウム、良ければあなたもどうですか?」 「おう!一緒にやってやんぞコラ!」 お互いにニヤリと笑い合いながら、モップを動かす。 そうしていっぱいに水を吸い込んだモップをバケツに持っていこうとした。 が、出来なかった。 「うわっ!?」 「フェニックス!?」 「い、っ…!いひひひひ!最後の、プチマゲドン!せいこーう!」 「インプ!本当に、ほんっとうに!貴方って子は、まるで反省なんて言葉を知らないのね!」 ゴン、と大きな音を立てて、後ろに頭から転がる己の身体。 ああ、足元に油が引いてあったのかと考えて、気を失った。 すぐにこちらに歩いて来た看護師を見て、運が悪いと思ったのは間違いではないだろう。 「油を思い切り踏んづけて、頭からひっくり返るなんてバカですね。 そのまま頭の衝撃で、もう少しまともになってくれればいいのに」 「バティン!?私は、まだまともな方なんじゃなかったんですか…!?」 「知りませんよ、そんなこと」 そのまま数時間後安静にしていてください、時間になったらまた来ます。 そう言い残して、バティンはどこかへ行ってしまった。 「バカ、だってさ」 「…」 ベッドに腰掛けて笑う彼に、返事をする気力もない。 そのまま黙っていると、再び彼は喋り出した。 「あのソロモン、ってガキか。 さっき言ってた『1人を除いて』の1人って」 「…ええ。 この際ですから言いますが、私たちメギドを従える『魔を統べる者』…。 分かりやすく言うと、軍団のトップです」 「あんなガキがか!?…まぁ、普通じゃない事は一目見て分かったけどよ」 刺青がしこたま刻まれてるんだもんなあ、と言う彼の言葉に、思わず笑いが溢れる。 ソロモンの風貌は、普通のヴィータとはまるで違う。 「チャラい」「怖い」と言うのが大概の第一印象だろう。 しかししばらく同行すれば、その評価が間違いだったと気がつくのだ。 見た目で損をしているだけで、本当は心優しく、真っ直ぐな、王の気質を備えただけの1人の少年に過ぎない。 あんなガキがか、と言う彼の言葉も、実はあながち間違いではない。 ソロモンと出会ったのは、まだ仲間も少なかった頃。 「ソロモン王」と言う立場が飲み込めず、故郷が焼き尽くされた光景を拭いきれない、少年だった。 歳が一つ違いということもあってか、よく相談にも乗ったり、ほんの少しだけ羽目を外したこともあった。 それでも、拭い去ることができなかったものもある。 同時に、その身には大きすぎる覚悟と使命を、その背に負った事もある。 だからこそ、今の俺があるんだよ。 と、ソロモンは笑っていた。 無辜の人々の死も、まだこの世で生き続けている人の命も、フェニックス達みんなの命だって、俺は全部背負っているんだ。 辛いことがあった、幸せな事もあった。 全部まとめて、背負えるのも、そういう経験があったおかげだから。 だから俺は、少しくらい変われたって、昔の俺に胸を張りたいんだ。 そう言ったソロモンの顔は、決して忘れることができない。 「あんた、変わったよなぁ」 「は?」 「俺と会った時はあんなに仏頂面で、酒とかも何がいいのか、なんて言ってただろ?俺はさ、あの時、この兄ちゃん笑う事しらねぇのかなって思ったんだよ。 留置所に来ても、帰っても仏頂面。 あんなんじゃ友達だって出来やしないだろうさ。 俺はあんたみたいなガキの頃は友達っていうか、まあ悪友がたくさんいたが…おっと。 …まぁ、簡単にいうと、娯楽を知らないんだろうなっても思ったわけ。 楽しい事を知らない、笑顔を知らない。 そりゃ近寄る奴もいないだろ?それに、笑う事を知らないなんて、本当にもったいないだろ!?だから、あの時あんたに言ったんだよ。 『楽しい生き方がある事を知ってほしい』ってさ」 「…」 「でも、さっき見たら、どうよ!あんなに友達、っていうよりも仲間か。 まぁとにかくそれが沢山出来て!そんでもってそんな仲間と話して、あんなに楽しそうに笑ってるじゃないか!コレって明らかに、俺のおかげって奴だろ?」 「…そうかも、しれませんね」 ぴたりと彼の動きが止まる。 まさかそんな言葉が出てくるなんて、と言った顔だ。 今まで散々喋らせて来たのだ。 今度はこちらから、喋らせてもらおう。 「あなたのような囚人にあったのは初めてでした。 あの時も言いましたよね。 『こんな呆れた罪人は初めてです』と。 自らの死を悟っている。 そのくせにふざけて、止まらない減らず口を聞いて。 本来ならば、死を前に怯えるはずの囚人が、ですよ?その減らず口がうざったくて、飄々とした態度に少しだけいらついて。 …こんな感情があったのだなと、少し驚きもしました。 ですが、1番の驚きは…。 …あなたの最期の、あの仕事ですよ、カイル。 あれは本当に驚いて、理由を聞いてバカバカしくなって、それでもあなたの言う通り。 空の花畑の下で人々が踊り狂って…。 とても、とても楽しい光景でした」 カイル、と彼の名を呼んで、ベッドから身を起こす。 バンダナで隠れて見えないが、しっかりと、彼の目と自分の目を合わせる。 そうして、あの時のように。 彼を、最高の友だと認めたあの日のように、満面の笑みを浮かべた。 「全てあなたが教えてくれた事です、カイル。 本当に、ありがとう」 数秒時間が止まった。 そうして彼は、急に頭を抱え出した。 あー、だとか、うー、とか、まるで幻獣のように言葉になっていない声を出すばかりだ。 「ずっと喋り続けていた罰ですよ」 「…随分と強烈な罰だな…!」 今まで見たことがない彼の悶絶する姿に、今度は無意識に笑みが溢れた。 私は、それを了承した。 「はは、すげぇ。 綺麗に片付けられてら」 「あなたが死んだ後、衛兵総出で片付けましたからね」 「それもそうか」 ケラケラと笑う彼、そしてそこに立っている場所。 ここは彼、カイルが処刑された場所だ。 己の手で、カイルの身体を断ち斬った場所だ。 そんな場所に今、もう一度彼が立っているのが不思議でならない。 同時にどこか、おかしなわだかまりを胸に感じた。 「いやあ、血も綺麗さっぱりだもんな。 コレも衛兵か?…なわけないか」 「当たり前でしょう。 コレは自然の力ですよ。 雨を降らせ血を洗い流し、風で乾かして、流れた水はまた新たな草が生える原動力となる。 自然とは、そう言うものです」 「ははは、流石だな兄ちゃん」 そう言って、彼は黙って空を見上げる。 いつの間にか夜も更けて、星と月の明かりだけが頼りなほどに暗い。 そばに立っているからか、暗いからなのか。 彼の表情は、見えなかった。 「なぁ、兄ちゃん。 今さ、何してるんだ」 唇から自然に言葉がこぼれ出た。 そんな軽さで、彼は問いかける。 「処刑の仕事は、もちろん続けています。 ですが今は、別件がメインですね」 「別件?」 「この世界を、守ることです」 彼の息が止まった。 「私のようなメギドが存在している時点で、あなたはきっと察していたのかもしれません。 メギドとハルマの最終戦争、ハルマゲドン。 遠い遠い、遥か昔に行われた戦争が今。 だが彼は、黙って聞いていた。 「私たちはそれを止めなければならない。 私の大切な家族のために、大切な仲間のために、そして」 一息。 ふうと息を吐いて、続けた。 「あなたが存在した、このヴァイガルドのために」 再び、沈黙が訪れた。 そのまま、空を見上げる。 星々は、何も語らずに2人を照らした。 正直な話さ、と彼が語り出した。 「俺がなんで今ここに立ってるのか、なんとなくわかった気がする。 きっと俺は多分、あんたが心配だったんだ。 あんたがあの時見せた笑顔は最高だった。 そんでもって、俺を最高の友だと言ってくれたことが嬉しかった。 安心して死ねた。 一瞬の事で、痛みも苦しみも、感じる暇なんてなかったしな。 けど、心のどっかでは、きっと兄ちゃん、あんたを信じきれなかったのかもしれない。 あの一時しか笑っていなかったら?もしも俺の事を忘れていたら?未練はないって言ったけど、最後の最後にこんな未練残してちゃ、たまんないよなぁ!」 そう言って彼は、カラカラと笑った。 彼の方を振り向くと、彼の身体の向こう側が透けて見えていた。 「きっと誰かが確かめて来いって言ったんだろうな。 俺をこんな身体にしてさ。 って言うか、兄ちゃんにしか認識されないって何!?あの箒持ってたナイスバディな姉ちゃんとか、床拭いてた姉ちゃんとか、あのちょっとキツそうな看護師とか!俺声かけたのに、全っ然気がついてくれないんだぜ!?ショックだったぞ、結構!」 「…ははは!」 笑う。 やっぱり彼は変わっていない。 変わるわけがないのだ。 彼はもう、死んでいるから。 そしてソロモンと、自分の様に、生きている者だけが変わる事が出来るのだ。 無辜の人々を背に負うように、彼の死を、背に負うように。 誰かの死を超えた者は、強いのだ。 「楽しかったぜ兄ちゃん!これなら俺も安心だ!」 「私も、楽しかったです。 …どうか、安らかに!我が最高の友、カイル!」 彼の身体が透けていく。 どんどんどんどん、風の中へと溶けていく。 「フェニックス!」 彼が、自分の名を呼んだ。 駄目押しでもするかのように、ひときわ強い風が吹く。 彼はフォトンの流れに乗って行った。 今頃、早々に何処か遠くへ行っているのだろう。 彼は、そんな性格だ。 「カイル、安らかなれば…」 葬送の言葉を言おうとして、やめた。 「次にここに来るときは、上等な酒を持って来ますからね!」 あの時、留置所で取り上げた酒と、同じもの。 それともう一本、最高にいい酒を持って行ってやろう。 何がいいのかわからなかった酒を、たまにはひとつ、飲んでみるのもいいかもしれない。 そう考えて、背を向け、足を踏み出した。

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