バルプロ 酸 ab 違い。 セレニカRとデパケンRの一般名には明確な違いがあります。それは!

バルプロ酸ナトリウム製剤の解説|日経メディカル処方薬事典

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ワープできる目次• 名称変更の経緯 「バルプロ酸ナトリウム徐放錠A」の登場 順番としては(局方)バルプロ酸ナトリウム徐放錠Aの登場が発端のよう。 (局方)バルプロ酸ナトリウム徐放錠Aが加わり、これが先発品でいうデパケンR錠に該当。 なのに徐放錠Aに対応するジェネリックが「バルプロ酸Na徐放B錠」というのは分かりにくい。 「バルプロ酸ナトリウム徐放錠B」はどうなる? 一方、(局方)バルプロ酸ナトリウム徐放錠Bについてはどうでしょうか? 結論から言うと、こちらは先発品だとセレニカR錠に該当します。 デパケンR錠もセレニカR錠も、どちらも成分は「バルプロ酸ナトリウム」であるが、服用回数が異なります。 そもそもなんで、元々の名前がバルプロ酸Na徐放「B」錠だった? 元々の名称に用いられていた「B」錠は、接頭辞であるbis(数字で言うと「2」に相当)に由来します。 有機化学で時々出てきていたかと思いますが、複雑な化合物の場合、置換基の数を下記のように表します。 置換基の数 倍数接頭辞 複雑な化合物の場合 1 mono- 2 di- bis- 3 tri- tris- これ以降が知りたい場合は各自ググってみてください。 デパケンR錠の服用回数が1日2回までOKということで、1日1回服用となっているセレニカR錠との区別として「2」を表す「bis」の頭文字を採用した、というわけですね。 まとめ AとかBとか、かなり紛らわしい変更だったけど、まとめると下記のようになります。 レセコンまかせにせず、こちらが考えて区別する必要がありますね。 ほかに同様のパターンで言えば、アダラートL錠とアダラートCR錠が挙げられます。 アダラートL錠は一般名処方で「ニフェジピン徐放錠(12時間持続)」のように表示され、アダラートCR錠であれば「ニフェジピン徐放錠(24時間持続)」となります。 しかし「ニフェジピン徐放錠(12時間持続)」で入力しても商品の選択では「アダラートL錠」「アダラートCR錠」のどちらも表示されるので注意が必要。

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デパケンとデパケンR、セレニカの違いと一般名|バルプロ酸製剤の種類

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一般名処方にするとわかりにくい処方ってのがいろいろある。 その中でも、一番厳しいのはバルプロ酸だと思う。 正直、この薬は一般名処方を禁止にして欲しい。 バルプロ酸Na徐放錠。 基本的には、てんかんの患者さんに出る薬だ。 (他の症状でも出ることあるけど) なにがややこしいか、というと、 これ、先発品が2種類ある。 「デパケンR」と「セレニカR」 どちらも、一般名表記にすると、「バルプロ酸Na徐放錠」になるんだけど、 デパケンとセレニカは、使い分けがある。 同じ「徐放」なんだけど、 デパケンの方が長時間作用で、1日1回が基本。 セレニカだと、1日2回が多いかな。 体内での動きが微妙に異なる。 (追記:これ、間違えて逆に書いてしまいました。 削除しておきます。 そんな状況で、「バルプロ酸Na徐放錠」とだけ書かれても、 デパケンかセレニカか、判断が難しい・・・ってか聞かないと無理じゃね?? 医師がデパケン出すつもりなのに、薬局でセレニカを出すとまずいよね。 実質、「違う薬」なんだから。 さらに問題なのは、この辺の薬は、有効血中濃度を保つのが難しい、 いわゆる「ハイリスク」薬。 効き過ぎても困るけど、効かないともっと困る。 これで間違えて何か事故でもおこったら、明らかな医療過誤だろう。 同じように困る薬は、「テオフィリン徐放錠」 これも、先発でいうと、テオドールとユニフィル、2種類存在する。 「徐放」の仕方が異なるので、使い方も異なる。 テオドールは1日2回。 ユニフィルは1日1回が基本。 これを「テオフィリン徐放錠」とだけ書かれても分からん・・・。 テオフィリンも、バルプロ酸と同じくハイリスク薬だ。 これも、間違え方によっては問題になりかねないな。 さらに、後発品に変更したりすると訳わかんなくなる。 デパケンの後発品か、セレニカの後発品かを区別しておかないと、 これも、逆を出してしまうと非常にまずい。 ・・・ハイリスク薬の徐放製剤は、一般名禁止!と強く言いたい。 この辺を服用している患者さんには、 必ずお薬手帳を持って欲しい。 手帳があれば、まだ判断しやすい。 こないだ、近隣の医師にお願いしてバルプロ酸を出してもらった 患者さんがいた。 (正直、そんなもんお願いするな、と思うが) すると「バルプロ酸Na錠」で処方せんが切られてきた。 え、徐放錠じゃないんか・・・。 しかも、よりによってお薬手帳ナシ。 まず、本当に徐放錠でないのか、が怪しい。 最近は、徐放錠の処方が一般的で、普通錠なんかめったに見ないし。 さらに、徐放錠だったとして、デパケンかセレニカか・・・? これをお薬手帳ナシで投薬ってのは怖すぎるわ。 患者さんは、「デパケンのジェネリック」を希望したらしい。 医師は「Rがついてたかどうか?」と聞いたんだけど、 患者さんの記憶では「ついてなかったと思う」とのこと。 で、「バルプロ酸Na錠」での処方になった。 ・・・そのまま出してやってもよかったけど、 万が一、効き方が違う薬だと問題だと思ったので、 大元の病院(元々、デパケンのジェネリックを出してた病院)に確認とってもらった。 その結果・・・ 「バルプロ酸Na徐放B錠」だった。 うん、 確かにRはついていないね。 (苦笑) いや、めっちゃ「徐放」って書いてるやん。 (泣) 医師は、徐放錠なら後発品でもRって書いてるだろう、と思ったんだろう。 ただ、バルプロ酸の場合は、Rって書かれても、 デパケンの後発か、セレニカの後発かわかんない。 だからこの会社は、あえてRではなく「徐放B」って名前にしたんだろうけど、 それがかえって混乱を招いた、と。 この辺の薬は間違えたときのリスクが高すぎるので、 勘弁して欲しいなぁ・・・。 実際、(一般名処方になる前に)テオフィリンでやらかした経験あるし。

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デパケン、セレニカ(バルプロ酸ナトリウム)の作用機序:抗てんかん薬

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デパケン・セレニカRの特徴・粉やシロップの味 デパケンやセレニカRの主成分である「バルプロ酸ナトリウム」は1967年からてんかんの治療薬として承認されており、日本でも1974年には承認されています。 てんかん以外にも躁状態や偏頭痛治療に使われることはありますが、てんかん治療薬という観点で書いていきます。 乳児でも使われる可能性のある薬ですが、アメリカの添付文書にもあるようには、2歳未満は特に肝毒性に注意して使うようにと記載があります。 デパケン錠100mg・200mg• デパケン R 錠100mg・200mg デパケン細粒は、メントール風味の粉薬です。 デパケンシロップは、甘みもありパイナップル風味で、赤いシロップです。 主成分のバルプロ酸ナトリウムには匂いも苦味もあります。 吸湿性が高く空気中の湿気を吸ってすぐにベタベタになってしまいます。 デパケンRは徐放錠のため割ったり粉砕してはいけない薬ですが、介護者による粉砕などが多い薬という印象があります。 子どもにデパケンR錠が処方されて、大きくて飲めない場合などには注意が必要です。 デパケンに限らず、錠剤を割ったり潰したりする場合は、薬剤師に相談するようにしてください。 デパケンに関しては、細粒やシロップにすることで治療に影響を与えず、手間を減らすことにも繋がります。 てんかん治療の場合、通常バルプロ酸ナトリウムとして1日400~1200mgを服用します。 子どもに多いシロップや細粒の場合、血中濃度を保つため1日2~3回に分けることが一般的です。 適切に薬の効果を出すためには、指示通りの服用が欠かせません。 なお、1日1回の服用で効果が安定する、徐放性バルプロ酸ナトリウム製剤のセレニカRもあります。 セレニカR錠200mg セレニカRは吸湿することで徐放性が失われる可能性があるため、デパケンよりも湿気対策をしっかりする必要があります。 分包された顆粒の保管については、気密容器に乾燥剤を入れて保管するなどの対応が必要でしょう。 また、 錠剤と顆粒のどちらも、噛み砕くことで徐放性が失われる可能性がある点にも注意が必要です。 便に白い薬の殻が残ることがありますが、薬の吸収には影響ありません。 なお、これまで紹介した全ての医薬品にジェネリック医薬品もあります。 バルプロ酸ナトリウム製剤の副作用や注意点 バルプロ酸ナトリウム製剤の種類(デパケンorセレニカ)や、どんな病気に使われたかで報告された副作用頻度も異なりますが、 頻度が高い副作用としては、傾眠(うとうとする眠気)や、気持ち悪さや嘔吐などがあります。 「本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械の操作に従事させないよう注意すること。 」との記載もあります。 頻度は低いですが注意すべき副作用もあるので、体調の変化などを感じた場合は早めに相談したほうが良いと個人的には考えています。 過量投与による意識障害や呼吸抑制などの報告もあるため、適切な薬の管理が求められます。

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