大豆 アレルギー 赤ちゃん。 食品別・食物アレルギーのマメ知識

赤ちゃんの豆腐(大豆)アレルギー。次女に症状が出ました。画像あり

大豆 アレルギー 赤ちゃん

離乳食と豆腐 高たんぱく質で胃腸に負担をかけないので、 離乳食初期の最初のたんぱく質源食品にぴったりです。 水分が多く舌触りのなめらかな絹ごし豆腐から始めて かみごたえがほしくなったら木綿豆腐や焼き豆腐へと うつっていってもいいでしょう。 豆腐アレルギーとは アレルギーと聞けば、卵や小麦を思い浮かべますが、 大豆製品である豆腐も、 比較的強くアレルギーが発症しやすい食品になります。 実は、豆腐アレルギーは、 卵アレルギーの次に多いと言われています。 豆腐アレルギーの原因 アレルギーを発症する原因とされる、 たんぱく質が豊富に含まれる豆腐は注意が必要です。 豆腐は、大豆で出来ていますので、 豆腐アレルギーは大豆アレルギーの可能性が高いともいえるのです。 豆腐アレルギーの症状 赤い湿疹と痒み 豆腐アレルギーの主な症状の特徴は、 体中あらゆるところに痒みを伴った赤い湿疹が出てくることです。 首周りに赤くブツブツとした湿疹が広がっていく症状が多く、 喉の奥が締め付けられるようにして痒くなったり違和感がでてきます。 赤ちゃんは寝ている時間が多く、 顎周りがふっくらしている時期なので、 見えにくいため気づくのが遅れてしまいます。 機嫌が悪くなったり、グズったりする 赤ちゃんからのサインを見過ごさないようにしましょう。 下痢や嘔吐 湿疹の他にも、下痢や嘔吐を伴った腹痛の症状も現れます。 消化器官に異常をもたらす症状も出てくるのが特徴的です。 特に赤ちゃんは、下痢や嘔吐が長く続くと、 脱水症状の心配がでてきますので、 かかりつけ医院へ足を運ぶ事をお勧めします。 豆腐アレルギーの対処法 アレルギー症状が確認できたら、 赤ちゃんがタンパク質を消化吸収できるようになる 10ヶ月ぐらいまで与えるのは避けたほうがいいでしょう。 豆腐をあげて以来、排便の回数も増えてしまい 赤ちゃんの負担の大きさを感じたようであれば、 一般的に成人なみにたんぱく質を消化できるのは 幼児の2歳ごろと言われているので焦らず進めましょう。 スポンサーリンク 離乳食初期の豆腐はいつから 赤ちゃんが食べやすい柔らさと、 すり潰しやすい手軽さで離乳食初期の早い段階から 取り入れたくなる豆腐ですが、 アレルギーが気になる大豆食品ですので注意が必要です。 一般的には初期ではなく、 生後7~8ヶ月頃の離乳食中期からと言われていて、 特に、アレルギーが心配ならば 1歳近くまで控えていた方が安心とされています。 どちらにしても、与える際にも初めはスプーンでひとさじの少量づつにして、 赤ちゃんの様子を見ながら食べさせるようにしましょう。 アレルギーを起こしにくくするためには、 よく加熱して裏ごしをしましょう。 離乳食に高野豆腐はいつから? 絹ごし豆腐、木綿豆腐、焼き豆腐のほかに 高野豆腐はいつから大丈夫でしょうか? 高野豆腐 豆腐の栄養が凝縮されていて、たんぱく質が50%以上、 良質の脂質やカルシウム、鉄も豊富です。 乾物なのでストックできることも便利です。 歯ごたえがしっかりしているため離乳食期には、 難しいのではないかと思われますが、 しっかり下処理をすませば、少し慣れたころから与えましょう。 しっかりと下処理をしてもむせてしまう可能性があるためです。 離乳食期の高野豆腐の下処理のポイント• 乾燥した高野豆腐をおろし金ですりおろす• 粉になった高野豆腐と出汁を鍋に入れ2~3分煮る ポイントとして、乾燥したままの高野豆腐を そのまますりおろして使います。 または、水やヨーグルトでもどして刻んでもいいでしょう。 高野豆腐単品でなく、 何か他の食材と併せて与えるといいですね。 高野豆腐には食物繊維や鉄分、 たんぱく質などのたくさんの栄養が含まれているので、 積極的に食べさせましょう。 学びとまとめ 豆腐アレルギーは赤ちゃんは勿論、 年齢を重ねた成長してからも注意が必要です。 成長すれば症状が少し緩和する事はありますが、 すぐに完治するようなことはなく、 経過を観察しながら進めていきます。 離乳食初期は赤ちゃんが スプーンや食べ物に慣れさせることから始めます。 機嫌がよく、体調がよいときに食べさせましょう。 また、下痢や便秘を繰り返している時は、 無理に食べさせないようにしましょう。 食事が楽しいと感じられるように 家族の食事の時間に合わせるのもいいですね。 【関連記事】 スポンサーリンク.

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豆腐アレルギーの症状は?離乳食初期に高野豆腐はいつから?

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大豆アレルギーは、食物アレルギーの1つです。 食物アレルギーって? 大豆アレルギーは、食物アレルギーの1つです。 そこで食物アレルギーについて、簡単に説明します。 食物アレルギーとは、有害でない食物に体が過剰反応してしまい、アレルギー症状がでてしまう事です。 アレルギー症状は、胃痛、腹痛、嘔吐下痢、口や喉の中のかゆみ、じんましん,喘息などいろいろです。 どこにどんなアレルギー症状が出るかは個人差があり、アレルギー症状がいくつも現れるアナフィラキシーまで進み、ショックを起こす方もいらっしゃいます。 食物アレルギーは赤ちゃんの頃が一番多いんです 食物アレルギーは赤ちゃんの頃が一番多く、10人に1人の赤ちゃんに何らかの食物アレルギーがあると言われています。 赤ちゃんの頃は、食物アレルギーが原因の湿疹も良くある症状の1つです。 ただ、食物アレルギーの赤ちゃんの約半数は、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎が合併しています。 つまり、出ている湿疹の原因が、食物アレルギーなのか、アトピー性皮膚炎なのか、その両方なのかを判断する必要があります。 もし、食物アレルギーが関係していないのであれば、食物除去はする必要がなく、アトピー性皮膚炎の治療だけをすればよいですから。 でも、判断は自分では難しく、先生でも一目での判断は難しいとおっしゃいます。 アレルギーの程度によって、除去するかしないか、除去する場合はどの程度の除去から始めるかなど細かな判断が必要になってきます。 慣れた専門の先生を受診し、治療法を決めていく事をお勧めします。 食物アレルギーは関係がなく、アトピー性皮膚炎だけだったら皮膚科で良いと思いますが、良く分からない場合は、まずは、アレルギー専門の小児科で相談するのが良いのではないかと思います。 子供の病院受診については、私もいくつか他のブログで書いていますので、良かったら参考にしてください。 大豆アレルギーって? 大豆アレルギーだったら大豆製品は食べちゃダメなの? では、大豆アレルギーについて説明しますね。 赤ちゃんの10人に1人にあると言われている食物アレルギーですが、大豆アレルギーの多さは11番目くらいです。 他の食物アレルギーと比べて、早めに良くなることが多いようです。 赤ちゃんの頃の大豆アレルギーでは、湿疹として症状が出る事も多いようです。 また、一部の患者さんではアナフィラキシーが出る方もいますので、注意が必要です。 アナフィラキシーに関しても、他のブログで書いていますのでよかったら参考にしてください。 湿疹についてですが、先ほども書いたように、赤ちゃんの頃、約半数は、食物アレルギーとアトピー性皮膚炎が合併しています。 出ている湿疹が食物アレルギーで出ているか判断する必要があります。 1つのポイントは、大豆製品を食べさせたら湿疹などいつもと違う事が起きた。 という場合は食物アレルギーの可能性があります。 まずは、大豆アレルギーかどうかをアレルギー専門の病院で判断してもらう事をお勧めします。 大豆アレルギーだったらその治療、アトピーだったらその治療、大豆アレルギーとアトピーの両方だったらその両方の治療と、その原因で治療の仕方が違ってきます。 大豆アレルギーだった場合、大豆製品をしばらく除去する事があります。 食物アレルギーで除去をする場合ですが、乳幼児は血液検査や皮膚テストでなどで陽性になる事が良くあります。 ただ、それは除去する事になる可能性の1つです。 除去するかは食べてどんな症状が出るかも、大切な判断基準の一つになります。 食べてどうもなければ除去する必要はありませんから。 もちろん、判断はアレルギー専門の病院で、行ってください。 大豆が原因で起こるアレルギーは比較的軽いとはいえ、人それぞれです。 重篤な症状が出てしまう方もいます。 もし、症状が出た時には迅速に対応してもらえますし、今後の治療計画も立ててくださると思います。 スポンサードリンク 大豆製品にはどんな物があるの? 日本のソウルフードの1つである大豆は、ご存じの通り使われている食品がたくさんあります。 その製品の中でも、症状が起きやすい食品と起きにくい食品は、タンパク質の含量や分解具合も関係してきます。 食物アレルギーは、食物のタンパク質が原因で、そこに反応していると考えられています。 タンパク質の含量が低かったり、分解された状態だと、アレルギー症状が起こる可能性は低くなります。 大豆製品を大まかに分けると、大豆そのものと、大豆が原料の物に分けられます。 大豆そのものが原料の製品 大豆、納豆、豆腐、豆乳、枝豆、きなこなど・・・除去の対象になりますが、個人差があります。 大豆を原料としたもの 味噌、醤油・・発酵中にタンパク質が分解されるので食べられる可能性が高い。 大豆油・・・精製してあるので、タンパク質は少ない。 スナック菓子やフライ、マーガリンなどで大豆油が使ってある場合がある。 食品添加物・・・レシチンや乳化剤など、食品添加物の原料にもなっています。 乳化剤は乳製品のようですが、大豆が使われている事もあります。 他の豆類はどうなんでしょうか!? 小豆、えんどう豆、インゲンなど大豆以外の豆類・・・大丈夫な人もいれば、全部にアレルギー症状が出てしまう人もいます。 もやし・・・もやしは大豆の他に、緑豆、黒豆などが材料になります。 これも、大豆のみにアレルギー症状が出るのか、他の豆類にもアレルギー 症状が出るのかは、個人差があります。 チョコ かかお豆 、ピーナッツ・・・これらも大丈夫かどうかは個人差があります。 反応がある場合、豆そのものか、添加物として使われている大豆が材料の乳化剤やレシチンなのかなどの判断が必要です。 除去が必要な時に、あきらかに大豆とわかる物はまだ避けやすいのですが、食品添加物のようにわかりにくいものもあります。 食品を購入する時は、原材料をチェックしたり、わからない時は調べて、食べてよい物か確認する癖をつけましょう。 子供さんも一緒だと、チェックする癖がついていくのでなおお勧めです。 うちの子はもう大きいのですが、小さいころに一緒に成分をチェックしていました。 懐かしく思い出されます。 小さいお子さんでは、アレルギーが問題ではなく、消化などの関係でまだ食べさせない食品もありますが、アレルギーに関しての考えは、食べられるものは食べる。 という考えに移ってきています。 過度の除去は、成長にも影響してきますしね。 何をどの程度、そしていつまで除去するのかは、専門に医師に相談してください。 大豆アレルギーの方は、フルーツにも反応する事があります 大豆アレルギーは、シラカバやハンノキ、バラ科のフルーツにもアレルギー症状が出る事があります。 タンパク質の構造が似ているからです。 このように似た者にも反応してしまう事を、 交叉反応と言います。 フルートを食べて、口の中がしびれたり、痒くなったり、ひどい時は呼吸困難を起こすような口腔アレルギーや、シラカバやバラ科の花粉が飛ぶと、花粉症になりやすくなったりします。 バラ科のフルーツは、あんず、イチゴ、梅、サクランボ、すもも、梨、ビワ、桃、りんご、プルーン、ネクタリン、かりん、マルメロなどがあります。 大豆アレルギーだからといって、これらバラ科のフルーツを避けなければならないというわけではなく、症状が出るかでないかが判断の1つになります。 アレルギーマーチといって、乳幼児の頃に大豆アレルギー、学童期にフルーツアレルギー、成長してくると花粉症と、反応する物が変わってくる傾向があります。 離乳食について 食物アレルギーは、赤ちゃんを含めた子供が一番多いのですが、その中でも大豆アレルギーは、乳幼児に多い食物アレルギーです。 そこで、離乳食について少しまとめます。 離乳食期は「飲む」から「食べる」への移行期間です。 この期間を通して色んな味や触感を知って、食の楽しさを覚えていく時期でもあります。 顔中に食べ物をつけながら一生懸命食べている姿は、とてもかわいいですよね。 まだ胃腸が未発達なので月例に合わせての食選びや形状 ドロドロ~歯ぐきで噛める固さ が必要になってきます。 大豆アレルギーの赤ちゃんは、除去する場合、どの程度除去するかなどを先生と相談しながらにしましょう。 アレルギー症状に注意するために、初めて食べるものは少量からです。 少量食べさせたら様子を見て、大丈夫な事を確かめながら徐々に増やしていきましょう。 大豆アレルギーは改善しやすいアレルギーの1つです 大豆製品は、日常の食事の中でいろいろな形で現れます。 除去しなければならないとなると、大変だと思います。 ただ、全部除去する方はそう多くなく、分解の度合いや含量の度合いで、食べられたりもします。 予防で除去するのではなく、食べられない物だけ除去するという治療法になってきていますので、専門の先生と相談しながら決めていきましょう。 また、幼児の頃の 大豆アレルギーは良くなっていく事が大半で、少しずつ食べられるものが増えていくと思います。 ただ大豆アレルギーっ子は、フルーツでアレルギー症状が出てきたり、花粉症になってしまう可能性もあります。 その時は、それにあった治療をしていきましょう。 私の2人の子供は、アレルギーがあります。 特に下の子は、何種類もの食べ物に反応してしまうマルチアレルギーというものだったので、それはそれは苦労しました。 今はほとんど克服したりコントロール出来ていますが ところで私は薬剤師です。 医療人という立場とこれまでの体験が、少しでも 不安を抱えている方のお役に立てればと思いブログを書きました。 そして、これからも更新を続けていこうと思っています。 Instagramを始めました。 アレルギっ子ママとして発信していきます。 以下にアカウントを貼っているので、よかったら見に来てください。

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赤ちゃん(乳児期)の食物アレルギーの症状と原因について

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鶏卵アレルギー 鶏卵アレルゲンの大部分は卵白に含まれるタンパク成分で、卵黄よりも卵白の方がアレルギーが強く出ます。 卵のアレルゲンは加熱によって大きく変化します。 温度が高いほど、高温時間が長いほど、アレルギーは起きにくくなります。 アレルギーを起こす力の強いオボムコイドというタンパクは、水に溶けやすい性質があります。 そのために、溶き玉汁の固まりを避けてスープだけ飲むことは、アレルギーを起こす可能性が高いと言えます。 マヨネーズは、生卵に準じた対応をしますが、プリンやババロアは、加熱が不十分な鶏卵と考えます。 鶏肉は、鶏卵アレルギーとは関係がないため鶏肉を除去する必要はありません。 また、イクラ、タラコといった魚卵も、鶏卵アレルギーとは関係ありません。 ウズラの卵の反応の強さは鶏卵より少し弱い傾向がありますが、鶏卵アレルギーの方の約半数がウズラの卵にも反応すると言われているため、鶏卵と同じレベルで除去することが必要です。 中には、鶏肉やイクラにアレルギーの人がいますが、イクラアレルギーの子どもが鶏卵アレルギーや魚アレルギーを持っているとは限りません。 卵殻カルシウムは、卵の殻から作られたカルシウムです。 大部分の鶏卵アレルギーの人は摂取可能です。 リゾチームは、風邪薬によく使用される成分です。 病院で処方される場合や薬局で風邪薬を購入する場合、この成分を含まない事を医師や薬剤師に確認することが必要です。 牛乳アレルギー 牛乳アレルゲンは加熱しても、アレルギーを起こす力はあまり弱まりません。 牛乳アレルギーの人は羊、山羊の乳には、交差反応をしますが、豆乳は大丈夫です。 しかし、赤ちゃんに飲ませすぎると大豆アレルギーを引きおこす場合があります。 ミルクアレルギーの乳児には、特別用途食品としてタンパク加水分解乳が厚生労働省より認可されています。 ニューMA-1、ミルフィー 、MA-miといった治療乳があります。 ニューMA-1でもアレルギー症状を起こす重症のミルクアレルギー児では、特殊ミルク「エレメンタルフォーミュラ」が使用されます。 大きくなってからも、これらのミルクを料理に使うこともできます。 牛乳を除去すると、カルシウムの摂取は必ず不足します。 小魚などをよく食べて、意識的にカルシウムを補うことが必要です。 牛乳成分が加工品に含まれている場合は、含有量が最も問題であり、加熱や発酵といった加工処理の違いはあまり影響しないようです。 このように牛乳タンパクは、様々な加工に使用されるため、完全な除去のためには原材料表示に十分注意することが必要です。 また、牛乳成分は調整剤をはじめとした医薬品に含まれる場合もあり、注意が必要です。 「乳」の文字がつく食品成分の中で次の成分は、牛乳とは関係なく除去の必要はありません。 乳化剤 水と油を混ぜ合わせて白濁させる 乳化 ための添加物です。 原材料のほとんどは大豆レシチンで、牛乳とは無縁です。 乳酸 乳酸カルシウムなど有機質の名前です。 「乳酸菌」は、食べ物を発酵して乳酸を作り出す細菌の名前で、牛乳とは直接関係ありません。 乳糖 オリゴ糖の名前です。 ただし、ほとんどの乳糖は牛乳を原材料として作られているため、乳糖1g中に数マイクログラム(100万分の1グラム)の牛乳タンパクが混じっている場合があります。 食品中の乳糖で反応する牛乳アレルギーの人はごくわずかしかいませんので、除去が必要かどうかは主治医とよく相談して下さい。 小麦・米アレルギー 小麦アレルギーは、卵・牛乳に次いで多い食物アレルギーです。 ただし、IgE抗体が陽性であっても症状のないことも多く、正確な診断には食物負荷試験が欠かせません。 また、IgE抗体価とアレルギー症状の強さもほとんど関係なく、どの程度まで除去をする必要があるかを診断するためにも食物負荷試験が必要です。 即時型小麦アレルギーの多くは、小麦とライ麦・大麦・オート麦などには交差反応します。 米やその他の穀物には反応がありません。 その他の雑穀に含まれるアレルゲンは、ほとんどが穀物に共通の成分であり、米単独のアレルギー患者はごくわずかです。 小麦アレルゲンは、パンやクッキーのように高熱で焼かれてもアレルゲン性が低下することがありません。 一方、味噌や醤油に含まれている小麦は、1年近い発酵過程でタンパク質がほとんど分解しているために、アレルゲン性がほとんどありません。 大麦を食べることはできませんが、麦茶には反応しないことが多く、病院で確認されれば飲むことができます。 小麦アレルギーは、アトピー性皮膚炎を持った赤ちゃんが離乳食を始める前から持っていることが多く、初めてパンがゆを食べてショックを起こす事もしばしばあります。 多くは成長と共に耐性獲得しますが、重症児では小学生になっても典型的な即時型の皮膚症状や呼吸器症状、アナフィラキシーを起こします。 食物依存性運動誘発アナフィラキシーは、中学生から成人に発症し、食べた後で運動すると誘発されるアナフィラキシーですが、小麦はその原因食品として最も多い食品です。 米に強い即時型アレルギーを起こすことは、ごく希にしかありません。 米アレルギーの人の多くは、食べると湿疹が悪化する、という症状を経験しています。 こうした人たちは、アワ・ヒエ・キビなどの雑穀類にもIgE抗体が陽性になることが多いのですが、食べたときの症状の変化は穀物によって違いがあることが多く、除去が必要かどうかは症状の出方を観察しながら決めていきます。 大豆 大豆油を含む アレルギー 大豆アレルギーは、かつては卵・牛乳と並んで湿疹を誘発しやすい「3大アレルゲン」と言われていました。 しかし、本当の大豆アレルギーはそれほど多くありません。 かつて、油料理やスナック菓子をたくさん食べると湿疹が悪化する人が多いことを反映して、大豆油にアレルゲン性が強いと言われていたことがあります。 しかしその主な原因は、リノール酸の過剰摂取や酸化した油の摂取による湿疹の悪化だと推測され、本当のアレルギー反応ではありません。 これは、菜種油やコーン油など他の食用油とも共通の問題です。 しかし、味噌・醤油のように長期間発酵した食品では、アレルゲン活性はかなり低下しています。 豆腐は、大豆を代表する食品ですが、製造過程でのタンパク質の変性により、大豆そのものや豆乳ともアレルゲン性が変化している可能性はあります。 枝豆や煮豆、きなこなども含めて、調理による大豆アレルゲンの変化については未だに十分な研究がなく、それぞれの食品について負荷試験で反応性を確認する他に、除去の範囲を正確に決める手段はありません。 大豆アレルギーの人が、小豆やソラマメなど他の豆類と交差反応をするかどうかについても、十分な研究がありません。 豆類の交差反応性は以外と少ないのではないかと考えています。 最近は、豆乳を飲む人が増加するにつれて、豆乳で強いアレルギー反応を起こす人が増えています。 典型的な即時型大豆アレルギーを起こす人は比較的少なく、アナフィラキシーの報告も極めて希です。 甲殻類・軟体類・貝類のアレルギー エビを代表とする甲殻類のアレルギーは、小学生頃から増加して成人では最も頻度の高い食物アレルギーです。 エビやカニを煮込んだ料理のスープでも反応が出ます。 エビアレルギーの多くは幼児期に発症して、耐性獲得することなく成人まで続きます。 症状は典型的な即時型食物アレルギー反応で、大部分は摂取後1時間以内に発症します。 蕁麻疹や浮腫といった皮膚症状が最も多いのですが、半数以上の人が口腔アレルギー症状を感じており、呼吸器症状も含めたアナフィラキシーの経験者も半数以上です。 生のエビだけに反応する、生エビにさわると指が腫れる、という人もいますが、トロポミオシンの耐熱性を考えると、そうした人たちもエビ料理をたくさん摂取することは控えた方がよいと思われます。 また、甲殻類や貝類は、食物依存性運動誘発アナフィラキシーの原因食品としても重要です。 魚アレルギー 魚の主要なアレルゲン成分は、魚種による構造の違いも少ないため全ての魚に共通して交差抗原性があります。 そのため、魚アレルギーの人の多くは、ほとんど全ての魚に対して反応します。 背の青い魚はアレルギーが出やすいと言われますが、IgE抗体の反応は白身魚でも違いがありません。 竹輪や蒲鉾のような「すり身」は、アレルゲン性がかなり低下しています。 ツナ缶などでもアレルゲン性が低下すると言われています。 魚アレルギーの多くの人は、カツオブシや煮干しのダシには反応がありません。 ただし、粉末ダシになったものを沢山摂取すると、反応する場合もあるようです。 魚は、比較的典型的な即時型食物アレルギー症状として蕁麻疹やアナフィラキシーを起こします。 魚アレルギーは、乳児期から始まっていることが多く乳児のしつこい湿疹の場合は魚アレルギーも疑ってみることです。 ソバアレルギー ソバは、日本ではアナフィラキシーショックを起こす原因食物として有名です。 症状を起こす主要なアレルゲン成分は未だに同定されていません。 ソバのゆで汁や揮発した蒸気にも反応する事が多い事から、少なくとも水溶性で熱によって変性しにくい成分と思われます。 また、そば殻枕の粉塵でもぜん息発作などを起こす人が多い事から、そば殻にも共通して含まれる成分がアレルゲンと考えられます。 ソバアレルギーの人が、小麦や米など他の穀物にも交差反応することはありません。 ソバを含む加工品であれば何でも強い反応性を持っています。 コショウの風味付けに使用されている場合があり、注意が必要です。 ほとんどの人が、ごく微量の摂取やソバと共通の釜でゆでられたうどんにも強く反応します。 ゆでる蒸気やそば粉の粉塵を吸入するだけでも反応するために、ソバアレルギーの人はうどん屋に入ることを避けているのが現状です。 ピーナッツ 落花生 とその他のナッツ類のアレルギー ピーナッツは、欧米ではアナフィラキシーショックを起こす代表的な食物です。 日本でも患者数は急速に増えており、ソバに匹敵する患者数がいると推測されます。 ピーナッツやピーナッツオイルを含むあらゆる食品が、アレルギー反応の原因となります。 カレーのルーやスナック菓子、店頭販売のサラダやサンドイッチなどにも隠し味として使用されていることがあり、十分に注意が必要です。 落花生の殻にもアレルゲン性があり、豆まきで落花生を使用する風習のある地域では注意が必要です。 ピーナッツアレルギーの大部分の人が、全身蕁麻疹や呼吸器症状、アナフィラキシーショックを含む重いアレルギー症状を経験しています。 また、ほとんどの人は幼児期に発症し、アレルギーは一生涯継続します。 ピーナッツの強いアレルゲン性を考えると、食品に限らず、環境中のピーナッツアレルゲンにも注意が必要です。 ピーナッツ以外のナッツ類にも、強いアレルギー症状を起こすものがあります。 日本では、クルミのアレルギーが比較的多いようですが、ナッツ類の摂取量が増加するに従って、欧米並みに多彩なナッツアレルギーが見られるようになってきました。 ピーナッツ・ナッツ類アレルギーの人は、全ての種類のナッツを避けることが多いようです。 特に子ども 果物と野菜のアレルギー 乳幼児期から経母乳感作、または果物を食べて感作された果物アレルギーと、幼児期を過ぎてから、花粉症の発症と同時期に始まる果物アレルギーがあります。 花粉との交差反応では、シラカバ花粉とバラ科の果物(リンゴ、サクランボ、モモ、スモモ、アンズ、アーモンド、西洋ナシなど)、ブタクサ花粉とウリ科の果物(メロン、スイカ、キュウリなど)、スギ花粉とナス科(トマト)などの組み合わせが知られています。 また、ラテックス(ゴム)との交差抗原性もあり、輪ゴムや風船、ゴム手袋などに接触性の蕁麻疹や浮腫を起こすこともあります。 ラテックスアレルギーの場合は、注射や点滴、手術などの医療行為で使用される医療器具にゴムが使われていると、アナフィラキシーを起こす危険があり注意が必要です。 アレルギーの報告の多い果物は、キウイが一番で、次いでリンゴ、桃、メロン、ブドウ、バナナなどが続きます。 多くの人は、生の果物を食べた時には反応します。 また、同じ果物でもよく熟したものに反応が強く、完熟トマトに反応してもプチトマトは大丈夫という特徴があります。 食べた直後に口腔内や咽頭の痒みや浮腫を起こす口腔アレルギー症候群の症状がよく見られます。 子どもはしばしば、「辛い」「苦い」「のどが痛い」「口が痛い」などと訴えます。 無理に大量に食べると、呼吸器症状やアナフィラキシーを起こす危険もあります。 また、果汁が皮膚について接触蕁麻疹を起こすこともあります。 乳児期から発症する果物アレルギーは、全身の蕁麻疹やアナフィラキシーで発症します。 バナナ・キウイ・トマトなど多くの果物では、果物の果汁を直接皮膚につけてプリックテストを行う Prick-to-prick test と診断できます。 反応しやすい果物は、プリックテストが強く反応する傾向があります。 多くの人は、反応を感じる果物と大丈夫な果物の区別がつくようです。 口の中で違和感のない程度の食べ方をすることが、除去の原則です。 乳児期に発症した果物アレルギーの中には、幼児期に耐性獲得する場合もあります。 成人の果物アレルギーは、花粉症と同じで耐性獲得することはありません。 肉類のアレルギー 鶏肉、豚肉、牛肉は、アトピー性皮膚炎の子どもの中で誘発症状が見られるケースは少なく、全ての肉類にアレルギー症状のある人は極めて希です。 しかし、肉類ではっきりと誘発症状を起こすケースでは、加熱してもアレルゲン性が低下しない成分に対する反応と考えられるため、加工品に含まれる成分にも注意が必要です。 ほとんどの食肉アレルギーは、アトピー性皮膚炎があって多種食物アレルギーの人に見られます。 誘発症状の多くも、湿疹の悪化が中心で、はっきりとした即時型反応を起こすケースはごく一部に限られます。 従って、多種食物アレルギーのある人が食肉に対してIgE抗体陽性の場合、除去食の負担を軽減するためにも食物負荷試験を行って誘発症状の有無を確認し、不必要な除去を行わないように注意が必要です。

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